筑波大学が手足の力を増強するマシンスーツ「HAL」の実用化へ向け、量産体制に入ることを発表したそうだ。
どんな物かというと、装着者が身体の筋肉を動かした時に出る微弱な電気を感知、それによって人間の動きに合わせてスーツのモーターが作動し、行動を補助するらしい。
非力な人でも70~80Kgの物を持て、100Kg以上を背負えるらしい。
すごいぞ!筑波大学!
アーマード・マッスル・スーツって実現してたんだねぇ。
名前が「HAL」ってのが使い古された感が否めませんがね。 まあSFファン以外には分からない話題か。
で、このスーツですが足の不自由な人の歩行補助やリハビリ、介護、工場労働、災害救助など幅広い分野での活躍が期待されているそうです。
ふ~ん… 役立っちゃうんだ。
いや、まあ素晴らしい事なんだけどさ。
こんな夢のような技術が実用化されたんだから、もっと夢のような活用法も考えてあげるべきだ!
やはり手始めはスポーツ界の革命ですか。
アマチュア・プロ、そしてもう一つ、スーツ着用競技者のリーグが各スポーツに創られるのです。
増強競技者に向いているスポーツを吟味しないと、たとえば陸上とかに取り入れても何の意味も見出せないだろうねぇ…
まずはなんと言ってもアメフトでしょう。
プロテクターの代わりに「HAL」を着用。 ハイパワーで投げ、走り、ぶつかり合うのです! 結構楽しそう。
卓球やテニス…は球を金属球に変えるとか、地味な改良で終わりそうなのでダメかな… 相手選手にいかにボールを当てるかを競う違うゲームになりそうだしな。
サッカーは…キーパーが可哀想すぎるな。 誰もやらなくなってしまう。
やっぱり野球かな。 鋼鉄のボールをチタンバットでぶっ叩いて、なんとかポリマー繊維(適当)で編まれたグローブでキャッチ。 選手はみんなプロテクターを着けて、命がけでプレーするのです。
あれ?そんな小説どっかで読んだな。 まあいいか。
バレーボールなんかも恐ろしい事になりそうだ。
どうもスーツを着用するとバイオレンスな方向に流れていってしまうようだ。 当たり前か。
カバディなんかは、スーツ装着してもほとんど何も変らないと思うね。 むしろ邪魔。
うん、やっぱりとりあえずは福祉や工業分野で活躍してもらおう。
スーツ着用スポーツは危険すぎる。
誰だ、そんな事考えたバカは。