2012.09.18
Category …駄文
古代中国の西域に生毛族と呼ばれる少数民族が住んでいた。
彼らはとても体毛の成長が早く、ツルツルに剃髪して一週間もすると、伸びた髪の毛を顎の下で蝶結びに出来るほどであったという。
そのため生毛族の僧侶は、大半が還俗してしまったように黒々とした長髪をなびかせていた。
その様を見た民衆は「三日で坊主を辞めおった」と、彼の僧侶たちを大いに馬鹿にしたと伝えられている。
それ以来、物事をすぐに投げ出す者のことを、この言い伝えに倣い「三日坊主」と呼ぶようになったとか。
余談ではあるが、この三日坊主の話により「生毛族のように物事を続けられない」といった慣用句が使われるようになり、それが縮まり「生毛者」、転じて「怠け者」となったのは諸君も御存知であろう。
民明書房刊 「髪は長い友達」第七章「神よりも髪に愛された一族」より抜粋
彼らはとても体毛の成長が早く、ツルツルに剃髪して一週間もすると、伸びた髪の毛を顎の下で蝶結びに出来るほどであったという。
そのため生毛族の僧侶は、大半が還俗してしまったように黒々とした長髪をなびかせていた。
その様を見た民衆は「三日で坊主を辞めおった」と、彼の僧侶たちを大いに馬鹿にしたと伝えられている。
それ以来、物事をすぐに投げ出す者のことを、この言い伝えに倣い「三日坊主」と呼ぶようになったとか。
余談ではあるが、この三日坊主の話により「生毛族のように物事を続けられない」といった慣用句が使われるようになり、それが縮まり「生毛者」、転じて「怠け者」となったのは諸君も御存知であろう。
民明書房刊 「髪は長い友達」第七章「神よりも髪に愛された一族」より抜粋
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