2007.03.01
Category …旅の話
温暖化だと言いつつも、やはり寒い。
でも、覚悟してたよりはひどくないから、やはり暖冬なのだねえ。
▽つづきを読む
今回はフェリーで北上したわけですが、東京から水戸まではJRを利用したのですよ。で、日暮里辺りからナントカ線に乗ったんですが、途中の駅で長い時間停車してしまいまして。
なにかな~?と思っていたら隣の車両から怒鳴り声が…
車内騒然としてきた時に車掌さんからのアナウンスが流れてきました。
「体調を崩されたお客様がいらっしゃいますので、申し訳ありませんがしばらく停車します。」
更に5分くらい待たされた後に、プラットホームを歩いてくる2人の駅員と、彼らに連れ去られる2人の乗客。
乗客の一人は頭から血を流して、白いダウンジャケットの右腕に血が付着、鮮烈な視覚イメージでした。
おじさんたち、平日昼間から電車の中で喧嘩しないでね。
そんなアクシデントで大分遅れたんですが、無事フェリー出港前に大洗に到着。フェリーターミナルまで歩いて行くことに。
途中見つけたパン屋で晩飯用のパンを買い、ついでにターミナルまでの道を聞きました。暗い曲を鼻歌で陽気に歌いながら歩く。
大洗の町は犬が多かった。そちこちでワンワンひょンひょンと吠えてました。撫でたかったけどあまり時間が無かったので手を振るだけで諦める。また今度な、犬たちよ。
夕方6時半にフェリー出発。久々に海の人となる。
出航すると、いきなり大きな揺れが。晴れてるから油断してたけど、風が強いせいなのか波が荒い。廊下ですれ違おうとしたおばちゃんは、壁から壁へと反復横とびを繰り返して俺の行く手を阻みます。
大揺れでみんな活動的ではない上に団体客が多いようで、俺のフェリー旅行歴で初めて航行中に誰とも話をしませんでした。
退屈なので展望室のソファに身体を投げ出して読書三昧。文庫2冊読んじゃったよ。揺れで少し気持ち悪くなったけどね。
翌日の午後1時半に苫小牧に着。再び陸の人になる。
俺を迎えたのは白銀に輝く北の大地、と思ったら雪が無い!
2月の北海道に雪が無いなんて…信じられない。
フェリーターミナルまで迎えに来てくれた我が忠実なる僕-いや、嘘です迎えに来てくれて本当に有り難うございました-友人2人と再会。車で送ってもらうはずが道南を大迷走。まぁこの2人が来た段階で真っ直ぐ帰る事ができるなんて思っちゃいませんでしたがね。
すっかり暗くなってきた時、にわかに天から白いものが…雪だ~!
俺の北海道らしくないという不満が天に通じたのか?
しかし、見る間に視界が真っ白に。吹雪いてきた…前の車のテールランプしか見えねえ!
北海道って怖いね!寒いね!
そういえば苫小牧の町も犬が多かったなぁ。
少し寂れた気配の漂う港町には、雑種の日本犬が良く似合う。そう思うのでした。
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